カイダン実ハ。 を軽めに考察してみる。

■真実と虚実
ゲームの説明に「真実+虚実=サイコロの目数+?」と書かれている。

このゲームの流れは

導入部→6つのシナリオ→6つ全て選択した後に出るおまけ3つのシナリオ

サイコロの目+3のシナリオが書かれている。

「真実+虚実=サイコロの目数+?」の記述を素直に受け取るなら
前半の6が真実でおまけが虚実と捉えても良いが私はそうは思わない

その式を直感的に数字に変換すると
「6 + 3 = 6 + 3」
とうだけであり、式的にはおまけの3つが虚実確定というわけではない。
ちょっとしたお遊び的な引掛けだと予想する。

ずばり、虚実の話はコレである

・カメラマン?が二人出てきて、一人だけ語り部の声が聞こえてもう一人はダルマにされる。
・肝試しで学生がやってきて曽祖父の家から出られなくなる
・学校で三人の幽霊の少女が話している

これの共通点は全て超常現象が絡んでいる。
それ故にシンプルにこの3つが虚実と考える。



■村の規模を考える。
総人口は何人くらいなんだろうか?

集会場は村の全ての人が集まれるほどの大きさ。
流石にオリンピックホールほどの大きさは無いだろうし、学校の体育館くらいかな。
さらに平等の日には1〜4人?分の人肉食料が配られる。
小学校の人数が28人。何歳まで小学校なのかは不明だが。
それらを踏まえると千人くらいかなと思う


平等の日とはなんぞやってことだけど、これは良くわからない。
4人選ばれてくじを引く。4人は村の女性に種付けを行う。
冒頭に出てくる語り部の姉は4人の子供を2人生んでいるらしい。

付録の零では選ばれた人が食べられているというような言い方だった。
この2つは当然矛盾する。4人の子供が全部双子だったと考えても4年はかかる。

数年後に食べられる?それとも4人とは別に選ばれる?
種付け+食べられる=平等の日



■A子父の権力について。

A子父は工場を運営していて実質村を牛耳っているように思われたのだが
何かそうでもない。
8人の子供を殺して集会場に現れたときは、そんな暴挙を行なっていても
許されるくらいの権力があるのかと思いきや、逆に8人の親にフルボッコされてダルマに。

村の風習 > 村の権力らしい

A子さんも実習に参加させられちゃったり一部のお偉いさんにしか権力は浸透していないっぽい。
A子父の家には食料候補?の人間が捕らえられている。校長は奴隷らしい。


A子父の工場は人肉缶詰や化粧品を作って儲かっているらしいので、
村から相当数の人数を引っ張ってこないと成り立たないはず。
毎月第二土曜日は工場の日で何人かしょっぴいてくるのだろう。
1人だと工場としては成り立たないし50人とかだと村が成り立たない
5人/月くらいかな。年で60人消失。
工場としてはちょっと少ない気もするが小規模の工場なのかもしれない。
工場は人肉以外を作っていてもおかしくないから、こんくらいなのかな。

導入部語り部によると怪我したり病気になったりすると処分対象らしい。
処分対象がちょっと曖昧だがインフルエンザや骨折とかだったら即処分対象だろう。
だが処分は頻繁と言っているので、やや重い風邪でも処分されるのかもしれない。
処分頻度は平均1人/月くらいか。

小学校でも実習の日というのがある。平等の日と準えているのと、
28人という少人数的に考えて年に一回の頻度だろう。

・年あたりの犠牲者
工場行き 60人/年
処分 12人/年
平等の日 4人/年
実習 1人/年
合計 77人

うーん、この村にしちゃキリが悪いね。
88人とかだと納得いく数字なんだけど。
処分とかは固定じゃないから仕方ないか。


村人口千人換算だとすると、村の人口0.7%が毎年故意的にいなくなるってことか。
こりゃ酷い。



■村人の感情を考える。
一言でいうなら矛盾している。
処分制度に誰も反対してないのに、自分が処分されるときは暴れる。
馬鹿かこいつら?明日は我が身とは考えていないのか?
それとも肉にされて食べられるのは良くて処分は嫌ってことなのか?
うーん、そうとしか考えられない。



語り部について

何故この語り部は処分から間逃れたり、くじ引きに選ばれなかったりしたのか?
片親が外の人間であり、中の風習に取り入れるのは良くないとされたから。
だから中途半端に村の風習に関わっている。


導入部の語り部
分岐1に出てくる8歳の語り部
分岐2に出てくる18歳の語り部

導入部と分岐2の語り部は同じ人
分岐1の語り部の姉は1歳上。9歳で猟奇殺人を行なっていると言っている。
9歳じゃまず不可能なので年の数え方が違うと推測

1.うるう年生まれ
これなら事実上語り部は32歳で姉は33歳。あり得る年齢である。
2.0,8,18,28というような数字以外は数えない
つまり,0から〜7歳までは0歳。8から17歳までは8歳。18から27までは18歳。
というような判定である。

おそらく、姉というのが導入部の語り部、分岐2の語り部、零の語り部であろう。
姉は18と言っているそれを踏まえると2.の説があってるのかなと。

分岐3に出てくる語り部も曽祖父と住んでいることから同一人物。ここで言う姉というのはもう一人姉がいるんだろう。
親は二人だけしか生んでないって言ってたような気がしたが、別におかしくはない。父親が同じ可能性があるのだから。
分岐3の流れは面倒を見てくれる人を探しているんだろう。
事実はそのフリをして頭がおかしいと振舞っているだけの可能性が高い。
私はこの村にはいるけど風習には深く関わってなくて頭がちょっとおかしいから逮捕しないでね★的な。


分岐4について
時系列的には一番後の話かな。
A子父がダルマにされて村の秩序がおかしくなり、一部の人間が外に逃亡後暴露。
村の人間が外の人間にしょっぴかれて80年後。
この二人は分岐2に出てきたカメラマン?とその妻(おばあさん)かもしれない


分岐5、分岐6、分岐7は虚実。こんな都市伝説があるんよ〜的な意味合い

分岐7は工場の話

分岐8は例のA子さんの同級生かつ参加できない18歳の女の子が語り部
こんな風に猟奇殺人おかして食料確保してますよといった感じかな。



★まとめ
古くから平等の日という風習がある。
A子父はそれを利用して村を人肉牧場的なもとして扱っていた。
だが、破綻が起こってしまった。
自分の娘が実習で選ばれてしまったのである。
激情したA子父は頭がおかしくなり(薬を服用していたことから元々まともな精神ではなかった)
8人を殺し、自分自身でその犯罪を暴露。
A子父は殺され?村は崩壊。
世間にばれる。

8歳→弟
18歳→メイン語り部
8人生んだ姉→特に出てこない


時系列
古い





新しい
7は番外
後は都市伝説。


最後に書いておきますがこのゲームは物凄く精神を削られます。
グロい表現もたくさんあります。
気になるけど、怖いという人は自分でプレイを控えて
ニコニコ動画にあがっている実況動画を見て内容を見てみましょう。

考察終わり!