宮崎駿に人生を壊された女|エリコ に考えて察する

宮崎駿に人生を壊された女|エリコ に考えて察する
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.mu/sbsnbun/n/n24da2014094d

「この人が欲しかったのは、宮崎駿がいなければ存在したであろう人生なのか、宮崎駿が好きなままでもみんなから認められる人生だったのか。前者なら想定不能だし、後者なら宮崎駿が昔から好きだった私カコイイなだけ」
何を言っているんだ。宮崎駿が好きなままでもみんなから認められる人生だったのかはこの人の理想の世界だったのは間違いない。
だけど、私カコイイだけでこんな独白漫画作らんよ。
ただ理解してほしかった。認めてほしかった。そっとして欲しかった。すっと好きを貫きたかった。そしてこんな時代があった。
色々な思いから作り上げた作品。過酷なオタク差別があったんだよ。


正直ハァ?って米が多かった。中でもスターが多かったものだけ突っ込む。
「周りの目を気にして,本当に好きなものを捨てた自分だ。」
何を言ってるんだ。自分の好きな物を守るのがどれだけ過酷だったか分かってない。
「周りの目を気にして」レベルを想定しているんならお門違いだ。
その好きな物を持っているだけで過酷なまでにいじめられる。
ライフサイクルにいじめが入るんだ。生きて行くのが辛くなるよ
いじめってのは軽く考えている人もいるが大違いだよ。
犯罪行為の集合体なんだから。


暴行罪、脅迫罪、強要罪
名誉毀損罪、侮辱罪、窃盗罪
強盗罪、恐喝罪、器物損壊罪、
強制わいせつ罪、強姦罪
殺関与及び同意殺人、未遂罪


これらの犯罪の集合体。


ちなみにこの犯罪は無罪になるよ。よくて微罪。
しまいちゃいじめられる方が悪いと良いだすから
こんなことされても尚オタク趣味を捨てないでって主張出来る?


言っておくけど家族も味方じゃないから。
そんなもん捨てろって罵倒される。
ニュースがあればオタク叩き。


それでも主張する?
無理だね。
理解者が0の状態で取れる道は限られる
捨てるか引き蘢るか死ぬ。
この作者は捨てた。
それで生きて行く事にした。
それを自己責任というのか?血も涙も無いね。


閉鎖的な世界の中で理解してくれる物がいない世界を想像出来ていない。
どういう時代背景だったか分からないんだろうな。


窃盗や恐喝をするような人間は大人から若気の至りと許される。
それどころか誰もが通る道だと言わんばかりの論調をされる。
そういう連中の声が大きかった時代。


一方でオタク趣味があるだけで犯罪者以下。社会不適合社なんてもんじゃない。
殺人や強姦よりもさらに邪悪なる不浄の存在。それがおたく。
犯罪者と違っておたくには畏怖がない。だからこそこれでもかと叩く。
村十分。村八分ではない。村十分だ。
村八分は火事と葬式のときだけ助ける二分があるがそんなものは無い。
ぼこぼこにされている人間をゲラゲラうひゃひゃ笑い、自殺した人間でさえも笑いながら、その人をとぼしめる。
助けてと教師にSOSを出せば良いケースでお前が悪い。気持ち悪い趣味やめろと言う。
悪いケースならいじめに加担。
スクールカースト最下層?そんなもんではない
社会のカースト最下層なのだ。
インターネットの無い時代、世の人たちの価値観はテレビだった。
そのテレビがおたくは邪悪だと言っているのだ。
事件がおこれば必ずと言ってよいこんな論調で始まる。
「まじめな青年がなんでこんな事件を!」「漫画、アニメ、ゲームが部屋に置いてあった!」
一方で粗暴な犯罪者の事件の扱いは小さい。
ちょいとアニメ雑誌の1つでも置いてあればマスコミは大はしゃぎ
本人の趣味だろうが趣味じゃなかろうが徹底的に叩く。
犯罪者ではないよ。オタクを叩く。
場合によっては記者が雑誌を部屋に置いて捏造しちゃうことだってある。
なんでここまでオタクを叩くのだろうか。その答えは簡単。
弱いから。
利権もない、声のでかい人もいない。
だから叩かれる。

そんな世界でも「壊したのは「宮崎駿」ではない。周りの目を気にして,本当に好きなものを捨てた自分だ」
といえるのか?
周りの目を気にしたんじゃない。攻撃されるのが耐えられなくなったんだ。
趣味が周りに認められないから辛いのではない。
その趣味を持っているだけで攻撃されるから辛いのだ。
その攻撃というのは犯罪行為。
咎められる事の無い犯罪。
それが許される世界。


そんな世界でも主張できますか?




彼氏がいて少し叩かれているからちょっと触れる。


ここが男と女の大きな違いだね。
女はどんな趣味を持っていようが若くて穴があれば男がよってくるからね。
その寄ってくる中に理解者がいればかなり救われる。
男にはそれがない。棒によってくる女はいないからね。
受け身で救われる可能性が男より少し高い。
そこが叩きたくなる要因なのかもしれない。